【 増 上 寺 「 光 摂 殿 」 大 広 間 出 展 者 】



桜 一心  SAKURA Isshin

【陶歴】
2000 一服の茶にて人生を救われ、器の偉大さを知り陶芸をはじめる。
2009 修行を積めば積むほど、土と焼きの大切さを実感。
2004 修行を終え、土と焼きを探す旅に出る。
2010 「土」「釉」「焼」が完成。
2011 初個展。以後日本・世界数箇所にて個展を開き、日々精進中。

【制作のテーマ】
温故知新

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酒井 崇  SAKAI Takashi

【略歴】
1978 長野県飯田市生
2003 多摩美術大学絵画学科油画専攻 卒業

【個展】
2008,10 古民家カフェこぐま(東京)
2009,10,12 GALLERY b.TOKYO(東京)
2011 長野県飯田創造館(長野)

【グループ展等】
2010,12 ギャルリー志門(東京)
2011〜14 飯田市美術博物館(長野)
2012,13 ギャラリー枝香庵(東京)
2014 第二回「天祭 一〇八」(増上寺 / 東京)
2015 「土着の人」(伊豆野一政との二人展)(白白庵 / 東京)

【賞歴】
2009 「新生展」・入選
2010 「世界絵画大賞展」・協賛社賞
2011 「シェル美術賞 2011」・入選
2012 「ドローイングとは何か公募展」・入選

【制作のテーマ】
水性・油性のボールペンを使って絵を制作しています。
絵を描く上でのボールペンの良さは、鉛筆よりも強いインクの黒とぼやけない線。
そしてつけペンよりも自由なペン先の動きと、インクをつけずに線をひきつづけられる点です。
また、消しゴムで修正がきかないこと、後戻りやリセットの出来ないことは人生のようでもあり、引いてしまった線、起きてしまったことをは、潔く受け入れて活かしてゆく道のようにも感じています。
画面の白は、塗った白ではなく紙そのものの描き残した白であり、すべてを行為で埋めてしまわない為の自戒でもあります。

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小安 幸子  KOYASU Yukiko

【略歴】
東京都生まれ
2004〜武田双雲に師事。
2009〜創作活動開始。墨を使った書作品が主だが、書をモチーフにしたコラージュや服作りも行う。

【主な出展】
2009 個展「生きてるだけでど根性」(銀座ギャラリー)
2010 個展「祈り」(世田谷美術館区民ギャラリー)
2011 グループ展「だいじなもの」(蔵まえギャラリー)
2012 個展「Sky x Color」(Gallery B)
2013 個展「Sky x Color in Shibuya」(Bunkamura Gallery)
2014 個展「imoge -文字とイメージの間-」(タチカワブラインド銀座)
2009 第三回「天祭 一〇八」出展

【海外出展】
2012 「Lines__Lines__Lines__Lines」(Cultureinside Gallery / ルクセンブルグ)
2014 「East Meets West」(Agora Gallery / NY)

【受賞】
2011 「日本・フランス現代美術世界展」・優秀賞
2009 「Challenges Exhibition」(ルクセンブルグ)・入選

【制作のテーマ】
イヤでも終わりがくるならば、めんどくさくて大変で、うんざりするよな日常も、それなりにキチョーです。
見慣れた景色も、ありふれた出来事も、よく見りゃけっこうワンダフル。
そんな気持ちを書にこめて♪

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松村 栄鶴  MATSUMURA Eikaku

【略歴】
球鶴書道教室 主宰
20歳で上京、紆余曲折を経て30歳手前で書家を目指す。
ゼロからの東京生活は、まさに“自分探しの旅”そのものだった。「遠回りが近道」であることを体感する。
その経験が表現者としての核となりアーティストとして生きることを決意させる。
教室業とアーティスト活動を両立し、ワークショップ・イベント広告など多方面で活動中。
ガンダムをデザインした大河原氏の新作『重甲侍鬼』を揮毫。
映画『僕と妻の1778の物語』(主演・草g剛)の実技指導を担当。
極真空手・世界大会のパンフレット題字が公式ロゴとなる。
大東文化大学書道研究所 教授者資格認定(教育学部・専門部)

【制作のテーマ】
・書道の可能性の探究。
・守破離の“離”の世界へ。
・徹底した基礎を踏まえた『独自のスタイル』
・言葉の意味を書で具現化する表現。
・情熱・品性の混在するハイセンスなオリジナル書風を。

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星川 あすか  HOSHIKAWA Asuka

【略歴】
1977 大阪府生まれ
2002 大阪教育大学大学院芸術文化美術 修了
2004 大原千尋氏より陶芸を学ぶ
2010〜東京都在住

【個展】
2002 ギャラリー白(大阪)
2003 ギャラリー白(大阪)、「アートフラッシュ」(御殿山美術センター / 大阪)
2004 ギャラリー白・白3(大阪)、「アートフラッシュ」(御殿山美術センター / 大阪)
2007 ギャラリーwks.(大阪)
2009 ギャラリーDEN(大阪)
2012 「ウラがえる森」(OギャラリーUP・S / 東京)
2013 ギャラリー白(大阪)
2014 「星川あすか展」(板室温泉大黒屋)
2009 OギャラリーUP・S(東京)

【近年の主なグループ展、イベント】
2015 「TOKYO UTSUWA COLLECTION」(伊勢丹新宿本店和食器 / 東京)
2009 「えんぎもの(白白庵 / 東京)
2009 「くらし彩る春のおとずれ(伊勢丹新宿本店スペース#5 / 東京)
2014 「Winter Craft Collection」(Bunkamura Gallery / 東京)
2009 「第10回あおぞらDEアート」(泰明小学校 / 東京)
2009 「みやげもの」(日本橋三越本店スペース#5 / 東京)
2009 「現代茶湯アワード 一次選考通過作品展」(渋谷ヒカリエ / 東京)
2009 「神保町いちのち」(三省堂書店神保町本店 / 東京)
2009 「1000MUG MARCHE2014」(伊勢丹新宿本店グローバルダイニング / 東京)
2009 「1000CUP MARCHE2014」(伊勢丹新宿本店グローバルダイニング / 東京)
2009 第二回、第三回「天祭 一○八」(増上寺 / 東京)
2009 「はなととりといきものたちと」(東急百貨店吉祥寺店リビングフロア / 東京)
2009 「えんぎもの」(白白庵 / 東京)

【制作のテーマ】
現在は、東京にて陶を中心に制作している。スムーズにそこにたどり着いたわけではなく、学生の学部の頃は樹脂や布、陶などの素材にて立体造形の制作をしていたが、大学院の頃に当初は物質 的なマチエールを用いた平面の制作もはじめ、卒業後はその流れにて絵画を中心に発表を続けることとなった。だが、卒業後の美術講師の仕事では、立体造形や陶の授業を担当していたため、陶芸家の先生に学んだり、おのずと土に触れている時間が増えていき、いつの間にかすっかりと土の魅力にはまっていったように思う。
ただ、この迂用曲折した制作のスタイルの結果、土の表面に針で描いたり、化粧土で描いたりといった工程は、絵画やドローイングの制作から得たものも多いように思う。もう陶芸しかしないというわけでもなく、絵画でしかあらわせないものもあると思うので、時として描くことも同時に必要であると感じている。
自分一人が作らなくても世の中には何も困らないとは知りつつも、どうしても作り続けてしまう、作り続けること意外において、リアリティのある時間が持てないということも悩みとしてはあったが、そのうちに作ったものを持ってくれたり、使ってくれる人が出てきはじめて、これでよかったのかもとようやくここ1,2年くらい前から自身の制作も肯定できるようになってきたと感じている。
大きな変化が訪れたのは、長く暮らして働いてきた大阪を2010年に離れ、東京に移り住んだことと、2011年に東日本大震が起こったということもある。同じ日本とはいえ、大阪と東京では文化も異なり、仕事もやめ、ここからまた1から積み上げて行かなければならない重さとなかなかうまくいかない憤りも感じていた。そんな日々のなか震災があり、あたりまえのこと、たとえば制作を続けるのならば絶対的な作品の質、量ともに足りていないと自覚もし、何よりまず手を動かし作ることからわかることを見つめて、足で場を見て、人と会うという基本的な努力こそが大切なのではないかと感じるようになった。
陶でも、平面でも根底にながれる言いたいことはいつでも一つであり、多くの流れの中に立ち平均値を叩き出せることはとても尊いことだと常日頃より私も目標とはしているのだが、そうはいっても、人間もまたいきものであり、個体差もある。そこから数ミリそれていても、マイノリティーとなっても受け入れることのできる社会や人であることへの願いがある。手を動かし、作り続けることで亀の歩みであっても何かに気づき、かえりみて、まわりに感謝の思いは忘れないように進んでいきたいと思います。

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大橋 哲哉 OHASHI Tetsuya

【略歴】
1979 生まれ
山梨県甲府市出身
現在、岐阜県土岐市で制作中

2008 横浜いずみ陶芸学院 入学
2010 横浜いずみ陶芸学院 卒業 第7回卒業制作展
2012 第19回美濃陶芸庄六賞茶碗展・入選
2013 「YOKOHAMA CRAFTSMANS POWER IN2013」(横浜高島屋)
2009 「第20回 美濃陶芸庄六賞茶碗展」・入選
2014 「YOKOHAMA CRAFTSMANS POWER IN2014」(赤レンガ倉庫)
2009 「美濃陶芸協会」入会
2009 第三回「天祭 一〇八」(増上寺 / 東京)
2009 白白庵企画 「NEW YEAR NEW STYLE 『禅&艶』」(日本橋三越)
2015 「えんぎもの」(白白庵 / 東京)

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大福 志織  DAIFUKU Shiori

【略歴】
1988 生まれ
2013 大阪芸術大学芸術学部工芸学科陶芸コース 卒業
2014 個展(かまーとの森 / 滋賀)
2009 個展(リサブレア / 神戸)

【制作テーマ】
記憶がつみ重なる
感情がつみ重なる
祈りがつみ重なる
そして、カタチになっていった
許してほしい
わたしがこのカタチであることを
このカタチで存在していることを
またひとつ想いがつみ重なる

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中村 真由美  NAKAMURA Mayumi

【略歴】
1976 宮崎県宮崎市生まれ
2000 女子美術大学造形デザイン科 卒業
2001 服飾雑貨メーカーにてデザイナーとして勤務(06年まで)
2006 アートアマネで陶磁器の制作を始める

【陶歴】
2007 宮崎エースランド陶壁画デザイン・ 制作
2008 母娘二人展(鹿児島空港ギャラリー)
2010 母娘二人展(鹿児島空港ギャラリー)
2011 中村俊明・立山真由美(旧姓)二人展(宮崎)
2012 個展「秘密の花園」(宮崎山形屋 美術画廊)
2013 3人展「これからの展」(現代陶芸サロン桃青)
2009 「親から子へのうつわ」展(銀座三越)
2009 「うつわから始まる秋の食卓」展(新宿伊勢丹)
2009 個展「秘密の花園 vol.2」(宮崎山形屋 美術画廊)
2009 「立山周平 中村真由美 二人展」(JR名古屋高島屋 美術画廊)
2014 「新しい、宮崎の手仕事展 〜次世代を担うクラフトマンたち〜」(福岡岩田屋)
2009 「色んなマグ展」(阪急梅田)
2009 「日本の技と心展ものづくり×ものがたり」(新宿伊勢丹)
2009 「器に恋する女流作家展(新宿伊勢丹)
2009 個展「中村真由美 陶展」(名古屋 松坂屋)
2015 個展「中村真由美 陶展」(大阪大丸心斎橋・現代陶芸サロン桃青)

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田川 亞希  TAGAWA Aki

【略歴】
静岡県出身
2002 武蔵野美術大学油絵科 卒業
2009 同大学窯工研究会にて作陶
2004 英ロンドン「Mazehill Pottery」リサ・ハモンドの元にて作陶
2008 東京都新宿区CCAAアートプラザ(NPO市民の芸術推進委員会)にて活動

【陶歴】
2011, 13 「国際陶芸フェスティバルささま」
2014 「隅田川アートプロジェクト」

三越・伊勢丹など百貨店にて企画展示販売
ギャラリー・陶芸フェスなどで企画展示販売

【制作のテーマ】
見て楽しい使って楽しい陶磁器アート、そんなことを考えながら作っています。
ユネスコ世界遺産に富士山が登録されたことをきっかけにテーマに選んだ富嶽三十六景などの浮世絵シリーズ。
丸い小皿は窓、そこからのぞいた世界が広重北斎など偉大な作家ののぞいた世界と交わり、またそれとは別の広がりを展開できたら、との思いです。
他にも洋画の世界を食器で楽しむシリーズや、花札や百人一首などむかしの遊びを楽しむシリーズ。
すべての題材はオリジナリティを無視し、誰もが見たことのあるアイコンを使うことをテーマにし、しかしながら呉須を使って一点一点手書きで下絵付けの独自の味わいを出しています。

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田中 哲也  TANAKA Tetsuya

【経歴】
1970 滋賀県野洲市生まれ
2002 京都造形芸術大学芸術学部美術科陶芸コース 卒業

【受賞歴】
2005 「2005ながさき陶磁展」・佳作
2009 「Tokyo-New York Ceramic Art Competition 2005」・Grand Prize Tokyo Award受賞
2009 「全国公募 2005 陶芸財団展」・陶芸財団理事長賞受賞
2007 「平和堂財団芸術奨励賞」受賞
2009 「第20回陶芸美術館展覧会花の器コンテスト」・優秀賞受賞
2015 「Gyeonggi International Ceramic Biennale 2015」International Competition・入選
他、日本陶芸展入選、朝日陶芸展入選、長三賞現代陶芸展、日本現代工芸美術展入選、等

【展覧会歴】
2007,2010,2012,2014 「BIWAKOビエンナーレ」(近江八幡市周辺 / 滋賀県)
2009 「シリーズ湖国の陶芸家 田中哲也‐ノスタルジックな近未来の情景」(滋賀県立陶芸の森陶芸館ギャラリー)
2011 田中哲也陶展「端境の焼失点」(大丸心斎橋店8階現代陶芸サロン桃青)
2012 「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ 2012」(新潟県十日町市、津南町)
2009 「CERAMICA MULTIPLEX 2012」(The City Museum Varazdin(クロアチア)及びオーストリア)
2013 「神戸ビエンナーレ2013」アート イン コンテナ国際展(神戸市)
2009 「Gyeonggi International Ceramic Biennale 2013」Academic Programs TALKS BY ARTISTS 招聘(韓国京畿道利川トヤジアム)
2014 「International Triennial of Silicate Arts」(ハンガリー・ケチケメート)
2009 「International Ceramic Conclave Delhi ? 2014」(インド・ニューデリー)
2015 ゲストアーティストとしてアーティスト・イン・レジデンス(The Clay Studio USA・フィラデルフィア)

【制作のテーマ】
私の作品は、アートであり、クラフトでもあります。
日々、その臨界点を提示できないだろうかと思っています。
ファンクショナルアートでは、使っていて想像力、創造力の沸くものづくりを目指しています。
置いているだけでも、楽しむことが出来ます。

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